故事成語「泣いて馬謖を斬る」(ないてばしょくをきる)の意味や使い方+@

こんにちは、はいたっちです。
まだまだ新型コロナウイルスの猛威が収まる気配はないですね。
日に日に感染者数が増加し、ついに医療崩壊が現実のものになってしまうかもしれないと。
政府や都知事の「ギリギリ持ちこたえている」発言とは、どこがデッドラインだったんでしょう?
海外では3月中旬には海外からの入国を制限し、ロックダウン(都市封鎖)を発表した国もあります。
また、自粛に伴い、申請をすると2日後には150万円程度の給付をした国もあるそうです。
集中治療用のベッドを増やし、大規模で無作為な検査を実施、感染拡大を抑えた国もあります。
こういった国々の首相は女性が多いそうですが、皆国民に寄り添った呼びかけをしています。
子供からの質問に答えるとか、歴史的に勝ち取った権利を尊重しながら、命のための自粛要請。
かたや、一切の妥協を許さずに力強く「家にあるものを食べて外出を控えなさい」と。
こうしたリーダーとしての決断力や実行力が国民に評価され、大きく支持率を上げています。
それに比べて、日本のリーダーは国民に支持されているのでしょうか?
布マスク2枚配布や、国民に寄り添わない動画の配信など、今や世界から笑い者となっています。
「必要であれば躊躇なく決断し、実行していく」ことは重要ですが、これらは必要ないかと。

悪の温床
皆さんはこの建物に好印象を感じますか?

日本だけではないとは思うんですけど、こんな時でも政治家の不祥事って後を絶たないですよね。
海外でもきっとあるんでしょうけど、くだらないニュースばっかやってるな~って思いません?
自粛要請で退屈している国民にウケ狙いで話題提供してるんじゃないかってくらいお粗末。
こんなしょうもない輩達に多額の税金が投入されてるかと思うと、悲しくなってきますよ。
リポーターが「辞職は考えていますか?」なんて聞く事自体ナンセンスだと思いません?
同情の余地がない失態をさらした人間は、斬り捨て御免で即サヨナラが妥当ですよ!
それをしないから、国民が期待しない「諦め政府」が長期政権だなんて言われちゃうんです><
そもそも、7割削減を目指すのは外出じゃなくて国会議員の給料なんじゃなかろうか。
普段ガッポガッポなんだから、外出も給料も自粛して国民に還元してもらいたいですね。
もっとも、それくらい気概のある人に国政を任せたいというのが個人的な意見です。

さて、今日は故事成語「泣いて馬謖を斬る」の意味や使い方を紹介します。

1.「泣いて馬謖を斬る」の意味って何?

処分するに惜しい人物であっても、違反があった時には公正に処分することのたとえ。
全体の秩序を守るためには、愛する者でも私情を捨てて厳しく処罰するということ。

2.「泣いて馬謖を斬る」の類義語や対義語は?

類義語に「涙を揮って馬謖を斬る」「泣斬馬謖」が挙げられます。

3.「泣いて馬謖を斬る」の使い方は?

部長が異動になっただなんて、社長からしてみれば泣いて馬謖を斬る心境だったに違いないね。

4.「泣いて馬謖を斬る」のソースどこよ?

出典は「十八史略」「三国志」と言われています。

5.「泣いて馬謖を斬る」の由来は?

228年、街亭の戦いで蜀の丞相諸葛亮は、歴戦の武将ではなく馬謖を抜擢、大軍を指揮させた。
馬謖は諸葛亮の指示に背き、また部下の再三の諫めも聞かずに大敗、逃亡の後に捕縛、処刑された。
諸葛亮は愛弟子の処刑に涙を流し、後に馬謖を惜しむ声に「軍律遵守が最優先」と再び涙を流した。

はいたっちのひとりごと

身内びいきはホドホドにして、公平な采配を!

当時の蜀は名将達が次々とこの世を去り、優秀な武将が少なくなっていました。
そのため馬謖は貴重な人材でしたが、諸葛亮は私情を捨てて失態を犯した馬謖を処刑しました。
諸葛亮自身も、多くの犠牲を出した任命責任を取って三階級降格したそうです。
ちなみに、諸葛亮は馬謖を可愛がっていましたが、劉備は快く思っていませんでした。
『馬謖を重用してはならない』と言われていたにもかかわらず、指揮官に命じたわけです。
泣いたのは馬謖のためではなく、劉備の言葉を聞かなかった自分を嘆いて泣いた、という説も。

あるアンケートで「上司に求めるものは?」という問いに対して、人柄の良さや知識・スキルに
加えて人によって態度を変えない、評価が公平・公正であるという回答があるそうです。
言ってみれば、部下はひいきをしない上司を求めているわけですね。
まぁ、自分がひいきされればきっと甘んじて受け入れるんでしょうが(;´・ω・)
いわゆる中間管理職と呼ばれる立場は、上からも下からも求められるジレンマがあります。
部下に背中を見せつつ、上司に胸を張れる一貫性を自分の中に養えるといいですね♪

会社勤めって色んなストレスが溜まりますよね><
自営業のように全てが自分に帰結するリスクがない代わりに、自由もない。
社畜とか言われちゃって、代わりはいるだの歯車になれだの。。。
しかし、日本を回してるのは学者でも弁護士でも博士でもない、サラリーマンだ!
ケツメイシさんの「闘え!サラリーマン」を聴いて、明日も頑張ってください♪

それでは、この辺で。

また読んでください♪

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