四字熟語クイズ『これな~んだ?』

こんにちは、はいたっちです。
本日は『これな~んだ?』シリーズ第4弾をお届けします。
これまではことわざ・故事にちなんだクイズを3問出題しました。
まだお読みになってない方は是非、そちらもご覧ください!
初級編】【中級編】【上級編】があり、なかなか歯ごたえがありますよ^^
今日はあるものをたとえた四字熟語を出題します。
今回はかなりの想像力がないと、答えが出てこないと思います。
ま、ご存じの方からすれば「赤子の手をひねる」ようなモンでしょうけど。
さぁ、いくつ知ってるか、私からの挑戦状です!

問題:次の四字熟語が意味するものを答えなさい。

①.月下氷人(げっかひょうじん)
②.泰山北斗(たいざんほくと)
③.明眸皓歯(めいぼうこうし)
④.沈魚落雁(ちんぎょらくがん)

さて、この四字熟語が意味するものとは一体何でしょうか?
やっぱ四字熟語が並ぶと結構な圧迫感がありますねw
漢文とか読んでると目がチカチカしてたのを思い出すなぁ。。。
レ点とか一二点が付いてるときはまだしも、白文はホント嫌いでした><
おっと、閑話休題。では、ここでヒントを出します。

はてな?
なんか掛け軸に書いてあったような気が・・・?

ヒント

①.男女の仲を取り持つ人を意味します。
②.もともとは中国の文人、韓愈(かんゆ)を称えた言葉です。
③.目元の美しさと白くて美しい歯のことです。
④.魚は沈み隠れるほど、雁も落ちてしまうほどの・・・?

さて、このヒントで正解はわかりましたか?
ちなみに、③と④は同じ答えですよ^^
それでは、正解発表です!

ぐっじょぶ!
正解がわからなかった方も、ここまで読んだその心意気やよし!

正解と解説

①.仲人
②.第一人者
③.美人
④.美人

皆さんはいくつわかりましたか?
ここで少し補足をしていきますね。

①.【月下氷人】とは、男女の仲を取り持つ人。仲人、媒酌人のことです。
  中国・唐の時代、韋固(いこ)が旅先で月夜に会った老人から未来の花嫁を予言され、
  14年後にその通りになったという故事「月下老人」と、晋の時代に令孤策(れいこさく)が
  氷上で氷の下の人と話す夢を見たことを、占い師の索紞(さくたん)が『仲人になる前兆』と
  告げた故事「氷上人」を併せた合成語です。
②.【泰山北斗】とは、その道の大家として仰ぎ尊ばれる第一人者のことです。学問・芸術分野の
   権威者をさしていうことが多いです。「泰山」は中国山東省にある名山で、ゆるぎないもの、
   尊いもののたとえ。「北斗」は北斗七星をさし、天の中心近くにあることからひときわ尊く、
   人々が仰ぎ見るもののたとえ。元々は唐の時代の文人・韓愈(かんゆ)を讃えて使われました。
③.【明眸皓歯】とは、美人を形容した言葉です。
  「明眸」は美しく澄んだ瞳のこと。「皓歯」は歯並びの良い、白く輝くきれいな歯のこと。
   中国・唐の詩人、杜甫(とほ)が楊貴妃の美貌を称賛した言葉として有名になりました。
④.【沈魚落雁】とは、この上ない美人を称賛していう言葉です。
   本来は人間には美しく見える女性でも、魚や鳥にとってはただ恐れ逃げる対象でしかない、
   という価値観の違いをいったもの。これが転じて、魚は沈み隠れるほど、雁は見とれて列を
   乱し落ちてしまうほどの美人、という意味で使われるようになりました。
   また、【~閉月羞花】(へいげつしゅうか)と続けて用いることもあります。「閉月羞花」は、
   「月は雲間に隠れ、花も恥じらって閉じる」という意味です。

はいたっちのひとりごと

長丁場、お疲れさまでした!

いかがでしたでしょうか?
四字熟語は情景や心情などをたった四文字で表現してしまう、とても省エネな言葉ですw
そのため、比喩表現が多く使われていたり、形式ばった印象が強いです。
字面を見れば何を言ってるかは見当がついても、何を意味するのかわからないことがよくあります。
それは先人達の風流でもあり、理解することは思考やボキャブラリーに大きな影響を与えます。
きっと気に入る言葉が見つかるはずなので、是非興味を持って親しんでみてください♪

四字熟語に関する歌ってあんまりパッと出てこないんですよね><
いくつかは思い浮かぶんですけど、なんかイメージ的にここで紹介する感じでもなく。。。
なので、四文字漢字ということで、RADWIMPSさんの「前前前世(movie ver.)」をどうぞw

それでは、今日はこの辺で。

また読んでください♪

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