ことわざ「巧遅は拙速に如かず」(こうちはせっそくにしかず)の意味や使い方+@

こんにちは、はいたっちです。
以前、事務方をやっていた時によく上司から会議資料作成やPOP作成を頼まれていました。
直属の上司はもとより、他課の上司までしれっとお鉢を回してくるもんだからまいっちんぐ><
しかし、現場の人出が足りないと「そっち任せた!」とか、苦情があれば「あとよろしく!」的な。
当時の現場の上司はリアルガチな「お飾り」状態だったので、毎日【予定は未定】状態。
私は現場上がりなので出来なくはないし、現場を回さないわけにはいかないのでこっち優先。
ですが、私が現場に入っても代わりに私の仕事を誰かやってくれているわけでもなく。。。
デスクに戻るとPCに、新たな依頼事や本社から報告案件の督促電話ありみたいな付箋がペタペタ。
本業の勤怠管理や営業実績管理は期日厳守なので、依頼があった分だけサービス残業の毎日;;
身の丈に合った仕事量を遥かに超える依頼事に、凡人の私は「八面六臂」の働きなんて無理!
なので、自分の仕事時間確保のために、極力依頼事を速やかにこなすやり方を模索しました。

さて、今日はことわざ「巧遅は拙速に如かず」の意味や使い方を紹介します。

1.「巧遅は拙速に如かず」の意味って何?

上手で遅いより、下手でも速いほうがよい。
丁寧で時間がかかるよりも、雑でも速いほうがいいということ。

2.「巧遅は拙速に如かず」の類義語や対義語は?

類義語には「兵は拙速を聞く」「兵は神速を貴ぶ」が挙げられます。
対義語には「急がば回れ」「急いては事を仕損じる」が挙げられます。

3.「巧遅は拙速に如かず」の使い方は?

「巧遅は拙速に如かず」とは言うが、こんな出来栄えじゃ使い物にならないよ。

4.「巧遅は拙速に如かず」のソースどこよ?

出典は「文章規範」です。
「孫子」が出典といわれていますが、原典に似た文章はありますが、この言葉は見当たりません。

はいたっちのひとりごと

なるべく早く!
クオリティとスピードの折り合いが大事なんです!

これ、勘違いしないでほしいんですけど、速ければいいって意味じゃないですからねw
仕事には納期や好機ってあるじゃないですか。それを逸することは致命傷になりかねません。
熟慮や思案ばかり優先して、間に合わなければ「過ぎたるは猶及ばざるが如し」なわけです。
ただ、いい加減に作った粗悪品ばかり出していては信用を失うことになります。
もしかしたら、二度と仕事をもらえなくなるなんて事もあり得るかもしれません。
大切なのは求められるクオリティを満たし、且つその時点でプロセスを終了する判断力です。

私は、依頼をこなす際に自分なりのルールを作ることにしました。
それは、

1.相手が持っている、できるだけ具体的な仕上がりのイメージを聞く
2.納期がいつまでかを聞く
3.自分のスケジュールを確認し、どうしても無理な時は断る
4.「イメージは任せる」と言われたら、ざっくり作ってまずは見せる
5.ダメ出しを重ねていち早く依頼人のイメージに擦り合わす

とまぁ、こんな感じですね。
私の経験上、仕事を割り振ってくる人は大抵自分の仕上がりイメージを持っています。
なので、うーんと頭を捻って自分なりにこれだ!というものを作っても、
その人が「ちょっとなぁ。。。」と言ってしまえばせっかくの苦労が水の泡です。
なので、一発OKを狙うより、こまめに採点してもらうほうが修正が少ないかなと。
結局、多少手間がかかっても納品までの時間が短くなればいいわけですから。
「ま、これぐらいならいいか」と妥協してくれればしめたもんだし^^
そして、そういう人達って教えるの好きだったりするんですよねw
そういった副産物もしっかりゲットしながら、信頼を得られるといいですね♪
ただ、あまりに適当な過程を何度も持ってくと叱られますよ!

今回の話はあくまで「他人から受けた依頼」に関する一例なので、当てはまらない事も。
例えば自己創作とか一発勝負の類では、今回の例は通用しないケースは多々あります。
十分に考え、仕上げる時間がある場合にはしっかりと腰を据えてやることをおすすめします。
ゼロからのやり直し、つまりリライトを余儀なくされることだけは避けたいですからね><
それでは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONで「リライト」、お聴きください♪

また読んでください♪

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